植芝盛平翁命日&次男誕生

今日4月26日は合気道開祖植芝盛平翁の命日です。

開祖が残してくれた素晴らしい合気道を今日も悩んで苦しんで楽しく稽古しました。

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《福田先生撮影》

 

そして我が家の次男の誕生日でした。

もう中3になって、私は身長も抜かされて、ますます生意気になった次男に苛立つこともありますが、私と奥さんが巡り合って結婚して、この世に何にもなかったとこっからここまで成長して、部活のキャプテンになったり、親と喧嘩したり、一緒に映画観に行ったり、ダンスを観せたりしてくれるわけです。

これはとんでもなくグレートなことなんです。

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『ルーム ROOM』 を観た

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久しぶりに奥さんと二人で映画に行きました。
「ROOM」を観てきました。
「監禁ホラー」ものとは一線を画す、まあそんな宣伝はしてないか。
私は閉所恐怖症気味なので、初めの監禁部屋の「インサイドパート」は胸が詰まるような感じで辛い!苦しい!。映画館の暗闇で余計にそんな感じになります。
 

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ブロンドの長い髪の5才になったばかりの女の子のような男の子ジャックは生まれてから一度も部屋から出たことがない。
六畳くらいの部屋で天窓がひとつしかなくて空しか見えない。
ドアはあるんだけど、重い鉄の扉でロックされて絶対開けられない。
ジャックは開いたところを見たことがない。
ママからはこの「部屋」だけが本物の世界で外には何もないんだと教えられている。
だけどママはちゃんと子供に本を読ませたり字を書かせたりして、教育はしっかりやっている。
2人だけの世界。
夜になってジャックは部屋にあるクローゼットに寝かされる。
夜中に目が覚めてしまって、クローゼットの隙間から部屋の中を覗くと、暗がりで部屋の鉄のドアが大きな男が入ってくる・・・・
ママが「ニック」と呼ぶその男は食べ物や服とかいろんな必要なものを持ってくる。無いはずの外の世界から。
ニックはママを犯してる。5歳のジャックは性的なことはわからないだろうけども、なんだかママがいじめられているような気持ちを感じる。
 
最近、ニックが失業したことをママは聞き、これから物資が届けられないかもしれない、もしかしたら監禁の発覚を恐れてニックに私たちは殺されるかもしれないと考えたママは脱出計画をたてる。
そしてママはジャックに全てを告白する。
19才の時にそのニックという男に誘拐されて、彼が庭に作った小屋に監禁されて7年目になるんだと。
ママはジョイっていう名前だったんですけど。5年前にジャックをこの部屋で産んだと、外の世界は大きく現実で無限に広がってるんだと。

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脱出したところでゴール映画じゃなくてそこで半分。「アウトサイド」へ。
その後がこの映画のすごいところでした。
19歳という誰しもが夢見がちな青春時代を誘拐監禁されてまんま奪われて、すごい心の傷を受けた女の子。
世間は彼女をかわいそうだとは思ってもなんだかいやらしい視線をぶつけてくる感じ?がする。
彼女が誘拐犯に犯されて生まれた子供ジャックに対しても。
テレビの取材で「なんで逃げなかったのか?」「子どもだけでも外に出せたのでは」って責めるインタビュアーまでいる。どうかしてる!
ジョイは世間のみんなが敵に見えてしまうし、どうやって生きていけばいいのかさえわからない、希望を見出し方法もわからなくなってしまう。もう人を愛せないかもしれないと・・・・
誰にも会いたくなくなるし、ジャックにも八つ当たりしちゃう。
ジャックは未来に向かってどんどん成長していくのに。
生まれてから一度も部屋から出たことがない子供が外の世界を徐々に知って、進化して成長していく様をジャック視点のカメラワークで見せていくのがとんでもなく見事ですばらしい映像体験。
どんどん成長していくジャックに対し、ママは過去から、あの「部屋」から逃げられない。

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ラストに向かって片時も目を離せなかったです。
愛することも信じることもどうしたらいいかわからなくなっていくママに対し、世界とのつながりを、愛を見つけていくジャックに泣ける泣ける。
 
ショーシャンクの空に」など、外の世界を知らなかった人や、閉じ込められた人が、どんどん世界を知っていく、壁を突き破る、越えていくっていう映画のはものすごく好きです。
ジャック役を演じたジェイコブくんはとてもとても素晴らしかった。
これこそ本物の技、お見事。

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東京タワー〜増上寺『勝運』

奥さんと東京に行ってきました。

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車を東京タワー下の駐車場に停車し、向かったのは浄土宗の七大本山の一つ
「三緑山広度院 増上寺」へ。
私の趣味ではなく、「増上寺」参拝は奥さんのたっての願いである。
 
私は東京タワーの方が興味あり!です。私はまだ一度も登ったことがありません。また今度と言ってるうちにいつになるやら。
東京タワーは美しいし、ダイナミックです。怪獣のような迫力があります。背は高いけど、スカイツリーよりやっぱり東京タワーの方が好きです。東京タワーは眺めてる方がいいとかな。
展望台に登っちゃうと、東京タワーが視界に入らないしね。
増上寺に歩いていく道すがらに目の保養になる新緑とせせらぎが。

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奥さんはジャニーズのグループ『KAT-TUN』の大ファンです。

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デビューから10年。『KAT-TUN』は脱退者が続き、6人だったメンバーが現在は3人に。5月のライブを最後に充電期間としてしばらく活動休止だそうです。

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 増上寺が『KAT-TUNの聖地』と呼ばれるようになったきっかけがあって、それが「黒本尊の勝運(かちうん)守り」なんだそうです。
 

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「勝運を招く黒本尊」
恵心僧都(えしんそうず)源信の作とも伝えられるこの阿弥陀如来像を家康公は深く尊崇し、陣中にも奉持して戦の勝利を祈願しました。その歿後増上寺に奉納され、勝運、災難除けの霊験あらたかな仏として、江戸以来広く庶民の尊崇を集めています。黒本尊の名は、永い年月の間の香煙で黒ずんでいること、また、人々の悪事災難を一身に受けとめて御躰が黒くなったことなどによります。やはり家康公の命名といわれています。 http://www.zojoji.or.jp

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この「勝運」という言葉は『KAT-TUN』というグループ名に秘められた意味の一つでもあるというんです。
結成当時、6人のメンバーの頭文字を取って付けられたのが『KAT-TUN』だが「勝つ運」という意味も込められていた?のという駄洒落好きなジャニーさんらしいエピソードがあるという記事がありました。
 
【2011年には、亀梨和也が主演した舞台『DREAM BOYS』に、同じグループの中丸雄一と当時メンバーだった田中聖が出演した際、この3人ユニットが期間限定で「勝運(かつうん)」と名づけられたこともあった。そのため、いつのころからか増上寺がファンの聖地と呼ばれ、年始にはファンが絵馬を書くようになったという。】

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今年は結成10周年もさることながら、田口が脱退した年でもある。
絵馬には今後の活動などを心配しているファンのグループのこれまでと変わらない活躍を願う熱い想いが込められておりました。
 
東京ドームでの10周年記念のコンサートに奥さんは「勝運」お守りを握りしめ望むのでしょう。
私はファンというわけではありませんが、奥さんを見てるのでファンの憔悴を知ってます。ファンたちの希望の願いが叶えばいいなと思ってます。
私も「勝運」御守りを買い剣杖袋につけました。

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例大祭の準備と花見

4月17日(日)

4月29日の合氣神社の例大祭に向けての準備の草刈り&清掃に参加しました。

参加者は100名以上。東京本部道場からと茨城の各支部道場

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清掃場所があてがわれます。私の所属するかすみがうら合気会と曙合気道クラブ(私の古巣)が一緒で⑥です。

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鍬を扱うときも仮払い機を使うときも「腰」を意識して動きます。( ^ω^ )

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御大磯山博八段もみんなと一緒に春の嵐の土埃にまみれながら高枝切り鋏でチョキチョキです。

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森林のようになってる合氣神社の杉の木も福田先生が通っていた頃はまだ低かったそうです。ツツジもとっても大きくなってます。大祭の頃は綺麗な花を咲かせるでしょう。

f:id:ojimagogo:20160417212355p:plainいつもなら桜の花舞い散る木の下での昼食会なのですが、雨が降り出したので道場内で食べることに。合気神社と茨城道場を掃き清める仕事を終えたことで心も洗われ、皆いい顔をしています。

 

4月10日(日)

久しぶりに奥さんと散歩デートです。

土浦市の新川に桜を見に出かけました。

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古い橋がいい感じです。

師匠のブルース・リー先生も一緒に行きました。

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昇段!!

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4月9日 下稲吉中学校武道館 pm7:00〜

段位審査の試験も済み、晴れて参段の免状をいただく運びとなりました。

師である福田先生をはじめ、そのご家族、道場の仲間たち、そして私の家族、周りの人みんなおかげだと心より感謝します。

福田先生のもとで初段、弐段と、積みかねてきました。

福田先生から参段の免状を授かる日が来たとはとてもとても感慨無量です。

「私が参段なんて考えられないです。私が入門した頃は、参段の先輩なんて雲の上の人のようにすごかったという印象があります。はたして今の私が白帯の人たちにとってそんなふうになれてるかどうか・・・・プレッシャーがすごいです(⌒-⌒; )」

と言うと、福田先生は

「これから参段位に見合った合気道をできるように頑張ればいい。参段が重いと思うんなら軽くなるよう努力すればいいんですよ。

小島さんが参段の実力があるから(段位を)出したんじゃないです。もらった段位に恥ずかしくないよう努力して頑張れると思ったから出したんですよ。頑張ってください。」

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昨日も、不慣れな技でなかなかうまくいかなかった時に先生が指導をしてくれました。

 

「基本が大事なんです。わからなくなったら、初めに教えた呼吸法や体の変更を考えればいいんです。」

 

いつも最初の基本に戻れる素直な気持ちを持っていられることが一番大事だと思いました。

先日、土浦つくば合気会の齋藤さんが

 

道場は失敗しても許される場所。外じゃ(実戦)ではそうも言っていられませんけど。( ^ω^ ) 道場には失敗しにくると思って稽古すればいいんです」

 

なるほどな〜、すごく納得しました。

私は先生の前で、後輩の前で、“失敗したくない”“いい格好をしたい”

と、失敗を恐れるあまり硬くなってしまってうまくいかないでいるのです。

で、結果失敗しているんですよね。(⌒-⌒; )

「失敗してもいいじゃない」

確かに失敗しちゃダメだと言われたらミスばかりの私はとっくに破門で道場に通えてません。

でも改めて齋藤さんに言われたことで「ハッ」として、すごく気が楽になりました。

 

『オールドルーキー』  竹原ピストル

 「何度でも立ち止まって

  また何度でも走り始めればいい

  必要なのは走り続けることじゃない

  走り始め続けることだ」

 

何度でも始め続ける気持ちってとても大事です。私は参段になったばかり、また参段としては一年生なのでまた一から始めるのです。

気を抜くことはなく、さらなる高みを目指して技術向上のため稽古稽古です!

 

『オールドルーキー』  竹原ピストル

 「積み上げてきたもので 勝負しても勝てねえよ

  積み上げてきたものと 勝負しなきゃ勝てねえよ」

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がんばれ演劇部

 

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明日入学式のため長男が在籍する土浦第二高等学校の演劇部に新一年生達を勧誘するためのチラシ&ポスターを作っております。

奥さんも色鉛筆で色塗りを手伝っておりました。

私は合気道の稽古に出かけちゃいました。

今年もまた楽しい新入生が演劇部にたくさん入ってくれればいいですな。

櫻の園」って感じで女の子が中心でどうしても男子の入部者が少なめのようなんで、男子もおおいに歓迎だそうです。ほんとか?

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4月3日の日曜日の土浦第二高等学校吹奏楽部「にこすい」の定期演奏会の鑑賞に行ってきました。

普段の稽古の成果を出し切る演奏は素晴らしいです。感情が乗った音圧にいつも感動してしまいます。

出し物も豊富で楽しめます。私は特に演奏会第3部のスターウォーズトリロジー「帝国のマーチ」に興奮!

演劇部に吹奏楽部、今年も二高の文化祭「あゆな祭」が楽しみです。

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特別な稽古

2016.3.29(火)

かすみがうら合気会 

下稲吉中学校 毎週火曜日 土曜日 Pm 7:00~9:00

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今日はたまたまお休みの人が多く私と梅さんと杉淵さんの三人でした。

少人数なのでおかげさまで深い深〜い部分の指導をお願いできました。

片手どりや正面打ちの技のはじめの崩しについてじっくり教わることができました。

投げるとか、抑えるの前に合わせや崩しがちゃんとあり、相手を無力化できていなければ十分に技をきかせることはできません。

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力をぶつけないように心がけ、接点で相手の力の方向や具合を感知することが必要です。先生曰く感知するには力を抜くことだそうです。これが難しい。

「この方向かな?』と考えて進もうとするともう力が入ってしまいます。

「オジマさんは力があるから力を使おうとまだしてる。今も、やってやろうと考えただろ?もっと抜かなきゃならない。

型稽古も大事ですが、一期一会のように一回一回を考えながら大事に稽古することは大事です。

だって、ついさっきと今では相手の梅さんだって持ち方や力のかけ方を変えてくるんですからね。判で押したように同じ動きで捌けるわけないんです。それこそ受け身の人に協力を求めるような本末転倒な合気道になってしまいます。

 

「覚えて忘れろ」

植芝翁先生は仰ったそうです。過去の成功体験にとらわれて同じことをしても同じようにうまくいくとは限らないと。相手は変わるし、同じ相手でも成長したり工夫したりしてずっと同じではいてくれません。基本をしっかり持ちながらも柔軟さを学ばないといけないようです。もっともっと感じる稽古をします。

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