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稽古日誌 9/3だから稽古は楽しい 9/4福田先生との出会い

 

9月3日 かすみがうら合気会 下稲吉中学校 

合気会八段 福田 保先生 

体の変更

諸手取り呼吸法

正面打ち一教

横面打ち入り身投げ

片手取り回転投げ(外回り)

後片手、胸取り呼吸投げ

 

参加者

田中さん 杉渕さん 梅原さん 篠崎さん 山口さん

 

久しぶりに稽古に参加した田中さん(合気会五段)と回転投げの稽古。

やっぱり強い。

田中さんと稽古して勉強になるのはその知識量の多さです。

何故、手はここに付けないといけないのか?

何故、立位置はそこじゃないと駄目なのか?

などほとんどの動きの理由を教えてくれます。

最近の福田先生は全く動かないように見えるので、技の原理などというものは

凡人が見ただけでは掴めません。

植芝開祖の指導もそうだったと福田先生から聞いてます。

見せる稽古が中心で、駄目な人がいても注意はしなかったといいます。

才能がある人はどんどんのびるが、そうでないものはそのままという

とても厳しい稽古だったのです。

技の真理を見抜けるかどうか、見る人の主観に任されていたということです。

だから後々、「自分は開祖の直弟子だ」と言っても全然違ってピント外れ?な

人がゴロゴロいるんだと思います。

それぞれが自由に解釈した結果、自己流になってしまった。

自己流で新武道を開いた素晴らしい人ももちろんいらっしゃるでしょうが

それは開祖の合気道が元になってるというだけで開祖の合気道ではないでしょうね。

福田先生のように正しく解釈なされた方は多くはないと思います。

 

福田先生にはとても丁寧に指導して頂いてるのですが、すごすぎて(技が)

わからないことが多いのです。

(福田先生は身体の感覚を研ぎすませる事の大事さを教えてくれているので、

理論で頭でっかちになることは気をつけなければなりません。)

田中さんは知識を出し惜しみせず論理的に説明してくれるので、なるほど!

へ〜!と頷いては手を叩き、頭を下げるばかりです。

「全部、福田先生に教わった事なんだからみんなと共有する」

という田中さんの姿勢には感動します。

自分が教える事によって弟弟子が強くなる。それによって、歯ごたえのある

稽古相手が出来る事なのだから歓迎だという考え方は素晴らしいと思います。

生涯成長し続けると言った福田先生と同じです。

田中さんは福田先生の古いお弟子さんなので、私が知らない福田先生を

たくさん知っているのです。

私はそういう先輩数人のアドバイスのおかげで、福田先生門下の中では

新入りなのですが稽古の遅れを挽回する手助けをして頂いております。

合掌。

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9月4日 土浦つくば合気会 土浦武道館

合気会八段 福田 保先生

体の変更

諸手取り呼吸法

肩取り四方投げ

 

 参加者 大人14人 子供2人 

 

肩取りなど掴み技は福田先生が大好きな技です。

植芝開祖も掴み技を大事にし、演武などでもガッチリ掴む基本技を

弟子やるとニコニコしながら見てくれたそうです。

福田先生の時代は流れの稽古などは開祖に見つかったら怒られるとのことで、

隠れて練習したそうです。

福田先生が「今日は気の流れの稽古をやる」「自由技の練習をする」

などとおっしゃった事はありません。

 

福田先生曰く

「気の流れの技は基本技だけやってればいつだってできますよ。

 そのまえに覚えることがあるんですよ。」

それを信じています。

肩取りなどの掴み技には合わせや崩しの基本が凝縮されています。

しっかりといい姿勢で掴まれた状態から始めるので、スピード&タイミング

で崩すなんて話ではないのです。

私は身長が160cm足らずの小男なので、大きくて強い相手に掴まれると、

力ずくでは到底かないません。

そういう私を強くするために先生は掴み技をたくさんやるように指導して

くれました。自分の力を使わずに相手の力を導く事に集中する稽古です。

私が過去、福田先生から指導を受けた技の70%以上は掴み技ですし、

力を抜く事、そして合わせの稽古です。

リラックスはしても、身体は気で充実していなければならない。

今でも成長したのか、変わってないのか。

入門時と同じような注意を受けている不肖な弟子であります。

 

私が他の道場から福田先生の門下に移籍して2回目の稽古くらいでした。

まだ白帯で合気会一級の頃です。

 

小島「福田先生、合気道はガッチリ掴まれたらいけない。

   そのまえに気の流れで捌く稽古をするんだと今まで指導されてきました」

先生「掴まれたら動けない?そんなんじゃ武道じゃないよ。

   その先生は出来ないからそう言うんでしょ。かわいそうだ。

   掴まれたら頂いたと思わなくちゃ。相手の手を貰っちゃうんだから。

   ありがとうと言ってそこを利用する。

   小島さんは全く逆の事を教わってきちゃったかな?

   みんな自己流なんだよ。(自己流に逃げてしまう)

   大先生(開祖)はそんなことは絶対に言わなかった。

   基本技や掴み技ばかりやったよ。技も少なかったな。

   受け身だって小さく丸く転がるだけでいいんですよ。

   それでいいんだよ。俺も同じようにやってるよ。

   大先生は口では教えてくんなかった。

   だからいろいろ好き勝手に解釈する人もいるんだな。

   それでもいいけど、ならやってみせればいいんだ。

   出来ないことの言い訳に、掴まれたら合気道じゃないなんて

   とんでもないよ。大先生が生きてたら雷だよ。」

 

もちろん福田先生にも相手と接する瞬間にタイミングと体さばきで相手を

制するのが合気道だと指導を受けています。

その前に多くの型稽古(基本技)で体の動かし方を身につける事が重要なので

あせることはないとのことなのです。

まさに目からウロコでした。合気道に対する考え方が180度転換しました。

この日は過去の合気道との決別と新たな出発の日だったのです。

いや、違いますね。本当の合気道と出会った日でした。