出稽古歓迎

1月14日 かすみがうら合気会 下稲吉

合気会八段 福田 保先生

大人7人 子供5人

体の変更

諸手取り呼吸法

両手取り呼吸投げ

座技呼吸法

片手取り一教 表技

 

今日は土浦つくば合気会所属の齋藤さんが出稽古で来てくれました。

出稽古は歓迎です。なんか新しい風が吹き込まれて雰囲気が爽やかになる感じが

します。

先週の土曜日には土浦つくば合気会から三浦さん(お父さん)が来てくれました。

三浦さんはレスリング経験者で独特の強さがあり勉強になるのです。

土浦の道場では稽古時間が短くなかなか三浦さんなど高段者との稽古はできないこと

が多いので土曜日は三浦さんにべったり張り付いて稽古しました。

 

今日は齋藤さんのリクエストで片手取り一教の稽古をお願いする事になりました。

齋藤さんは基本技が大好き。一つの技を謙虚に丁寧に稽古をする事を一番大事に

考える人です。そんな人を福田先生は大好きなのです。

だから先生は誰よりも多く齋藤さんに技をかけ投げ飛ばします。

クルクルぶん投げられてる齋藤さんを見ると私も入門したての頃を思い出します。

先生に技をかけて頂きたい。技を受けた痛みや感覚を体に多く記憶したい。

 

福田先生が岩間で稽古生だったとき、自分もそうだったと話してくれたことが

あります。

「大先生に技をかけるわけにはいかねえだろ。見てても早くてよくわからないし。

大先生に聞くわけにもいかないし。間違った事やってても注意なんかもしなかった。

投げられて、抑えられて覚えるしかなかったんだ」

当時の大先生の指導方法は武道本来の稽古で、投げられて、極められて、技を盗む

ように体得していく職人のようなものだったろうから、福田先生は自分の感覚を

研ぎすまし必死に会得したものでしょう。

福田先生が死に物狂いで会得した技を甘ったれの私たちはそれをやさしく丁寧に

教えて頂いているのだから幸せです。