稽古日誌

6月16日(月) 土浦武道館

合気会八段 福田 保先生

大人13人 子供2人 

体の変更 

諸手取り呼吸法

諸手取り二教 

終末動作

 

今日は稽古に遅刻してしまいました。

この季節になると、外仕事の私は終業時間というより日が沈む加減で

仕事を終えるのでどうしても稽古に間に合わなくなります。

今日は先生にわがまま言って諸手取り技をリクエストしました。

先週の土曜日にさんざん稽古したんですがかなりモヤモヤが溜まる一方で、

週末もいろいろ考えていたのですがどうしても解決出来ないので

「復習したいのでもう一度お願いします」

とお頼みした次第です。

土曜日にかすみがうら合気会で稽古した杉渕さんと梅原さんも私と同じ

ようにモヤモヤしていたようなのでちょうどよかったです。

私は梅さんと諸手取り二教を稽古しました。

彼には極めが甘いようなら、遠慮なく堪えるようにしてもらっての稽古です。

ここか?こっちか?といろいろ道を探りながら丁寧に。

私が最近思うのは、”先生の二教は痛くなくても関係なく崩される”という事。

梅さんに話したら彼もそう感じてるようでした。

福田先生の指導も私たちで殆んど独占しちゃいました。みなさん申し訳ない。

なんとか技の方向の道筋は見えた気がしました・・・・う〜ん、どうだろ。

精度を高めていけばなんとかなりそうな?いまのところそんな感じにしておきます。

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私たちも福田先生門下になって黒帯を頂戴し、先生や先輩達に手首もかなり

鍛えられました。”痛いから効いた”、”痛くないから効いてない”という技の

組み立てはもう卒業です。

でも、今でも福田先生の二教の極めは別格です。すご〜く痛いですけど。

入門時だったら稲妻のように脳天までも突き抜けるその痛みだけに

捕われていたでしょう。

私も日々の稽古のおかげで打たれ強くなり、ちょっとは我慢できるように

なりましたので手首の痛みよりも、二教の極めによって足腰がバラバラに

されるような崩しを感じる事ができる心の余裕もできたので、それこそが重要

なんだと考えられるようになったんですね。

これが合気道の稽古のスタートラインなんだと感じてます。