日曜稽古 抜く
土浦武道館
合気会8段 福田 保 先生
参加 大人8人
体の変更 基本
体の変更 流れ
諸手取り呼吸法
剣の素振り 5本
組太刀 1
太刀取り 数種
杉本さんが福田先生の指を掴みます。
いつもの事ながら操り人形みたいです。
翻弄されぶん投げられます。
杉本さんは投げられてるのですがじつに楽しそうです。
受けを完全に崩して無力化してるので上に、下にと先生は自由自在
に操ります。ちょっとした加減で受けの体が完全に宙に浮き上がります。
先生の体は常に安定していてあまり動きに変化はありません。
受けは重心を保てない方向にずらされたら最後もう重心を
立て直す事は出来ません。
福田先生は言います。
「おれは相手の力がかかってくる方が見えるんだよ。
だからそれに合わせればいいんだよ。触られなくてもわかるよ。
みんなが稽古してるのを離れて見てるだけでもわかる。
小島さんはあっちに力をくわえてんなとか、こっちに引っぱりめ
だなとわかる。だから俺がちょっと手を添えてやると出来るだろ?」
「相手をわかるようにするためには、相手を意識すると駄目なんだよ。
力を抜いて、自然体でいると相手の力の流れを感じるんだよ。
どう効かせてやろうかなどと考えてるようだとダメなんだ。
相手の力の流れがわかんだからそれに合わせればいい。
合わせれば一つになんだろ?一つになってんだからおれが手を上げれば
相手は上がるし、手を下げれば相手も落ちるだろ。
一つになるってのが大事なんだ。簡単だっぺよ。難しいかな?」
「でも合気道は考えることも悪くはないよ。
どうしたら力が抜けるのか、相手を崩せるのかを考えないとうまくは
ならないよ」
技術の習得はもちろん必須です。精神力を鍛えるのがものすごく大事です。
精神力を鍛えるためには稽古を続けるしかありません。
素直に稽古を続けるのみなのです。