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祝 昇段

11月19日 土浦武道館 土浦つくば合気会

体の変更 

諸手取り呼吸投げ

齋藤さんの座り技の審査

腰投げ3種の練習

 

齋藤さんが昇段しました。

私が初段をいただいたときと比べれば彼の技のうまさは段違いです。

齋藤さん昇段のために現在私が持っている技術と知識をフル動員して協力した

つもりです。手前味噌ですが幾ばくかの貢献はできたかな?と思ってます。

稽古前のお着替えのときに福田先生も

「齋藤さんは真面目に努力してるし技もよくできてるよ。なにも

 心配はいらないですよ。」とお墨付きを頂戴しました。

齋藤さんは年齢は私より上ですが、合気道では弟弟子になります。

彼は空手家としての修行経験もあるので武道界ではすごく先輩なんで本当は

教えてもらいたい事はこちらの方がたくさんあるんです。

 

この世界に限らずですが人(ライバル)と競い合う場合は、自らの技術向上に

努力や時間やお金を費やすより、相手にいかに無知でいてもらえるかの方が

それにかかる労力としては効率がよかったりします。

ライバルには技術情報を与えない事の方が勝つためには有効だという考え方

ですね。社会ではそんな傾向は珍しくないです。というか当たり前の戦略でしょうか。

学生時代にはテスト前などに友達に「勉強やった」と聞けば「やってない」

と答えるでしょう。実は猛勉強していてもね。それを真に受けて、「じゃあ、俺も

やらない」となにもしなかったら一人負けです。

大人になって仕事をするようになっても同じような事はいくらでもあります。

自分の向上よりライバルをいかに努力、向上させないかを考えるなんて寂しいですが、

敵に勝つ為だけの戦略、稽古ではその方が効果的な手段として重宝されてしまいます。

本当の意味での技術向上にはなりません。

だから私は齋藤さんに強くなってもらいます。そして一緒に私も強くなればいいんです。

たぶん才能は齋藤さんのほうがあります。将来、彼は私より高い所を飛ぶ人です。

でももしかしたら彼につかまって私が普通だったら行けない場所に連れて行って

もらえるかもしれないと考えるのです。ライバルは憎き敵ではないです。

人に教えること、それは全部自分の稽古なのだと福田先生が話してくれました。

 

「人に教える事ことで自分の技がちゃんと出来てっかの確認をしてるんだよ。

 人に教えるためには自分がちゃんとしてなくちゃなんないから自分に厳しくなる。

 だから教わるばっかでもダメなの。

 自分が何ができるか。技を整理したり、本当に技が効くかどうかの確認もできる。

 子供に教えるのもいい。子供はこっちの思い通りにならないかんな。

 むこうが合わせてくんないからこっちから合わせる。

 合気道の一番大事な“合わせ”の勉強ができんですよ。」

 

だから齋藤さんは私に感謝などは必要ないのです。

今回お手伝いできた私のほうこそありがとうを言いたいのです。

齋藤さんおめでとう、そしてありがとう。

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