稽古日誌4日分まとめて
体の変更
諸手取り呼吸投げ
正面打ち一教 裏技
正面打ち二教 裏技
正面打ち三教 裏技
座り技呼吸法
正面打ち一教を須永さんと、正面打ち二教を石川さん、正面打ち三教を竹内さん、それぞれ先輩達と稽古しました。
普段、後輩にはできているつもりの技も、先輩に効かせるのは容易ではありません。少しでも技が甘いと倒れてはくれませんし、返されてしまいます。
先輩に技をかけるときは、とにかく自分の重心を崩さない事です。
「なんとしても倒さなくちゃ」と焦る気持ちがで前のめりになって自分の中心軸が崩れてしまうのです。
自分が崩れていたら当然先輩は崩せませんし、先輩は油断なくこちらの弱点を攻めてきます。
気持ちでまず負けないようにしないといけません。
2月16日 土浦つくば合気会
体の変更
諸手取り呼吸投げ
片手取り小手返し
正面打ち入身投げ
座り技呼吸法
土浦では白帯の後輩達が多いので、かすみがうら合気会とはまた違った稽古の勉強ができます。
特に入門したての新人さんは力の込め方や握り方が素人的な発想力でまた合わせるのが難しいのです。
高野さん(入門して一年はたったかな?)は諸手取りや体の変更は結構うまくなってきたのですが、小手返しなどのように足さばきが複雑なものはどうしても混乱してしまいます。
でも、なぜそこに移動するのか?なぜその角度なのか?と疑問をもってもらって、回答を与えると間違わなくなっていきます。これは、私が先生から学んだ事です。
私は理屈っぽいところがあります。理由がないならあまり動きたくないのです。無駄だからです。だから先生にはわからないときは質問しました。先生は質問にはいつも答えてくれました。先生の答えを聞くといつも霧が晴れるのです。「なるほど」があるのです。
「小手返しはこう動け!四方投げはこう動け!理由なんかどうでもいい。そういうもんなんだから理屈はいいから言う通り動けばいいんだよ!」
福田先生はそんな乱暴な指導をしたことありません。過去に私が会った指導者でそんな人は確かにいましたけどね。
私は福田先生に教わったことを素直にそのまま伝えたいと思っています。なるべく自己の考えは加えないように注意しています。
補足のために自分の考えを加えるときは
「私はこう解釈してるが、なにぶん勉強中なので間違いかもしれませんので」
と言って福田先生から聞いたアドバイスや技の説明を後輩にすることがあります。
謙虚でいたいです。そして、後輩からもどんどん意見を言ってもらえるような人間でいたいです。稽古場では裸の王様にはなりたくないですね。
体の変更
諸手取り呼吸投げ
正面打ち三教 裏技
正面打ち四教 表技
正面打ち三教を田中さんと稽古しました。やっぱり強い!
田中さんに桑原さん、大先輩達は強いです。今までただの一度も技をかけたって思えた瞬間はありません。
彼等は受けをとりながらは「こう崩すんだよ」と暗黙のうちに方向や角度を導きながら教えてくれるのです。だから、100%こちらの能力で倒しているという感覚は全くありません。
こちらが見当違いの動きをすると今度はビクとも動かなくなる。正しく考えながら技をやろうと動けばサポートしながら受けをとってくれます。
そんな先輩達のように私もなりたいと思っています。その前にもっと合気道を上手にならないと。
2月18日
体の変更
諸手取り呼吸投げ
正面打ち入身投げ
正面打ち小手返し
座り技呼吸法
今日はいつも真っ先に道場に来ている齋藤さんや先生に猪突猛進?に向かっていく杉本さんがお仕事で休みなので寂しかった。
福田先生も「なんか静かだと思ったら齋藤さんと杉本さんがいねえんだな」
と残念そうでした。
積雪があるかもとの天気予報でとっても寒かったので稽古生も12人ほどでした。
高野さんと諸手取り呼吸投げ、三浦さんと入身投げ、近藤さんと小手返しの稽古をしました。
三浦さんとの入身投げは勉強になります。少しでも立ち位置や角度や方向が違うと崩せません。
三浦さんは柔道経験もあり、レスリングの代表選手だった人なのでとにかく体幹、柔軟性が素晴らしい。しかも合気道5段。
三浦さん曰く
「大事なのは中心線を守り、中心で技をやること。自分の中心線を守るためには傾いたり、よじったりしてはダメなんだ」
レスリングでも同じことだそうです。どんな格闘技でも強い人は大体同じこと言ってますね、だから強いんですね。