演武の練習 仕上げに向けて

先週の水曜日はお客様がいらしてるとの事で先生がお休みでした。
やっぱり道場は福田先生がいらっしゃらないとダメです。
まだまだ自分たちが未熟者であると痛感しました。
「福田先生だったたらこうするのではないか」という気持ちで技の練習をしているんですけど、不安でたまらなかったです。
 
今日は福田先生に齋藤さんとの演武の練習を一通り見てもらいました。
最初は演武は体術のみいこうと始めたのですが、短刀を取り入れて稽古に緊張感を持たせる事にして良かったです。
「武器を持ったときもそうでないときも同じように動くこと」
と過去何度も指導をうけてはきましたが、やはり普段の得物を持たない体術のみの稽古では甘い捌きをしていたんだなと反省しました。

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福田先生のは相手が得物を持ってるからといって意識した変わった動きはしてないです。というか、さらに削ぎ落とされシンプルな捌きになったように見えます。
「剣術のも杖術も体術も全部一緒」という真理は話を聞くだけでは半分も理解しようもありません。技を見て、受けて「ああ、一緒なんだ」と実感できますね。
 
私たちの技の不出来を修正してる間にも、「こういうのもある」といって福田先生からは次々と別の技が溢れ出てきます。
まさに武が産まれる。武産合気道なのであります。
 
いつも演武の練習ではいつもより高レベルの技を取り入れてみていろいろと試す稽古するので、有意義な稽古ができます。
技の仕組みと注意点は昨夜しっかり教わりました。あとはもっと精度を上げていかなくては。
演武のときは緊張感などで間合やスピードも変わるのものです。もしかしたら“突き”と約束してたものが“横面打ち”になっちゃうかもしれないんで、それでも慌てずに技が産まれてくるように稽古しておかないと。
「約束しておいたとしても、本番では忘れてるくらいがいいよ」
と先生。
一期一会。二度と同じ立ち合いはないんです。そのときどきの最善の合わせをする。
それが福田先生の合気道ですから。
 

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