「道」
「人が克服しなければならないのは、自分自身の意識である 」 ブルース・リー
日々稽古を積むものにとって12月3日の「極真小町さん」のブログに至極の言葉達があります。
時間がないんだ。世界よ、早くオレを見つけておくれ!オレは、ここに居ます!
「自分の一番の味方は、自分です。
そして、自分の一番の敵も、自分です。」
「自分を許せるか、どうか、なんですよネ。」
「自分がどの程度の人間なのか、自分で確認したいんです。」
「今日も1日、やれる稽古はやり抜きました(胸を張れます)。
明日もまたやります。」
スポーツでも武道でも音楽でも絵でも、何かに真摯に打ち込む人たちの言葉は感動します。共感できます。
私は師の福田 保合気会八段(84歳)に聞いたことがあります。
「先生は自分の道場を持った時にはプロの合気道家として完成したという自信はもうあったんですか?」
「それはないですよ。できた、十分だ、なんて思うことはないですよ。
(合気道が)できたと思った時に成長は止まっちゃうよ。
そこで終わりですよ。
俺は今でも進化している。
去年より今年の方がうまくなってるんじゃないかな。(^ ^)
もっと上手になりたいと思っていろいろ工夫してるんです。」
誰もが歳を重ねると力も弱くなるし、身体を壊したり、若い時のようなダイナミックな動きができなくなる。
だからこそ自分自身を知るためには毎日稽古を続けるしかないのです。
熟練へ道があるだけで、熟練への到達はありません。
打ち込むことで人は前進し、道はただ続いていきます。
その道は地図にはありません。名前もありません。
進むのをやめればそこで終わります。
歩みを止めなければ発見の道のりは続いてゆきます。
Where the streets have no name U2
I want to run
I want to hide
I want to tear down the walls
That hold me inside
I want to reach out
And touch the flame
Where the streets have no name
走りたい
隠れたい
ぼくを閉じこめる壁をぶち壊したい
手を伸ばして
炎に触れたい
どの通りにもまだ名前がついてないところで