稽古日誌 座り技

6月30日(月) 土浦武道館

合気会八段 福田 保先生

大人17人 子供3人 

体の変更 

諸手取り呼吸法

片手取り回転投げ(外回り)

 

半月ぶりの稽古日誌になってしまいました。

私は週4日、福田師範の道場で稽古しているので、記録すべき事は日々たくさん

あるのですが、元来の筆無精のせい(稽古後の酒がうまいのが悪い・・)で

ついつい更新をさぼってしまいます。過去幾度となく試みた一行日記も続いた

ためしがないのです。そんな三日坊主の私が長く続けてるのは合気道だけです。

数あるマイブームの中では最長記録になりました。

 

福田先生の指導が始まる前にちょっとの時間だけですけど、齋藤さんを

パートナーに座り技の稽古をします。

これが実にいい稽古になるのです。齋藤さんも快く引き受けてくれるので

本当にありがたい。

理屈をわかってるのは必要だけれども、その理合を体にしみ込ませるには

とにかく稽古するほかないと思います。

福田先生も座り技はよく稽古されたそうです。

岩間の道場の板の間に畳を二枚敷いて大先生と二人きりで座り技の稽古を

したときなどは、

「モーちゃん(斉藤守弘先生)がさぼっちゃったから俺と大先生二人きりに

なっちゃってよ。大先生相手に話しも出来ないし、こっちから技をかける

でもないし、すごく緊張したなぁ」

と思い出の稽古を笑いながら懐かしそうに話してくれます。

当時の岩間の道場は板の間で、座り技の稽古では、時には膝が切れて道着が血で

真っ赤に染まり、完治しないうちにまた座り技で出血という地獄のような

稽古だったそうです。

貧弱な私にはそこまではできないです・・・

 

「立っても座っても一緒だよ」と福田先生は言います。

それならば、足や力でごまかしづらい座り技で体をさばけるようになれば

もっと立ち技もうまくなるだろうと考えるのです。

福田先生は立っても最強ですが、座り技はもっととんでもないのです。

齋藤さんが今年の年末にはめでたく黒帯に昇段とのことなので、

私は彼の昇段試験への稽古に付き合うフリして自分自身を鍛えるために

半年間みっちり座り技を稽古しようと思うのです。

よろしくお願いしますよ齋藤さん。

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