母の日&かすみがうらスポーツフェア
春の「かすみがうらスポーツフェア」に「桑原塾」で参加しました。
今年の会場は「わかぐり運動公園」でした。
芝生の上での演武は見た目と違ってかなりやりやすいんです。
多少汚れますけど、クッション性に優れていて道場の畳よりも心地いいくらいです。
野球やサッカーなどのスポーツでも天然の芝の方が怪我も少なくていいというのもわかります。
演武時間は約20分。
基本の体術の他に茨城県合気道には絶対に外せない武器技もやります。
まずは合気剣&合気杖の素振りです。そして剣の合わせの稽古の仕方も披露。
基本の素振りは腰で打ち込む、特に半身に気を付けて丁寧に行います。
剣は頭の上から真っすぐ地面と水平になるまで打ち下ろし腰を落ち着けます。
組太刀は1をやりました。桑原さんは安定感が抜群でやはり一番美しいです。
人前で演舞するという事はまた稽古と違った緊張感があっていいものです。
私は演武をする時は、観客にかっこいい所を見せたいという気持ちは抑えて、心穏やかにして普段の稽古通りの基本の動きを環境が変わっても冷静に正確にできるかどうかに意識を集中します。
3年ほど前は若気の至りで覚えたての技を試したかったり、珍しい技や派手な技をやりたがったりもしましたが今思えば馬鹿げてる子供じみた行動でした。
素人さんの観客でも演武者が素晴らしい演者かどうかはその立ち姿を見ただけでもわかってしまうものです。奇をてらう必要はないのです。
自尊心という恥ずべき意識は姿にでます。その時点で見るに絶えません。
ムサビィさんは娘のミナちゃんを、桑原さんは奥様、竹内さんは家族を連れてきていました。
寂しい事に私の家族は誰も付いてきてくれませんがね。旦那の釣り船には乗らないというやつです。まあ、そこまで求めるのは贅沢ってなものです。週に5日も好きな合気道をやらせてもらってるだけで家族様には感謝感謝です。
桑原さんの奥様には
「みんなうまくなったよ。本当に奇麗になった」
とお褒めの言葉。桑原夫人は桑原さんと一緒に合気道の他にもいろんな武道の本物達を見てきている人なので眼は確かなのです。
半分はお世辞でしょうけども、桑原夫人に褒められるのはみんな感激なのです。
弟子たちが正しくあるためには、正しい模範者である師範がいるからです。
弟子は迷う事なく師範を信じて着いていけばいいんですから。
福田先生、桑原さん、ずっと着いていきます。
母の日。
ということで、プレゼントの代わりに奥さんには夕飯の用意をお休みしてもらうことに。
調理が簡単で素早く出来るものということで子供達とちらし寿司をつくりました。
ミツカンの即席のちらし寿司の素を使いましたのでさらに楽勝ですが。
毎日の献立を考えたり、調理したり、大変なお仕事です。
ありがとうございます奥様。