出稽古
合気道道場
土浦つくば合気会 土浦武道館
福田先生の道場では原則、出稽古は許されております。
他の合気道系道場で出稽古の禁止されてるところもあるのは聞いております。
それが良い悪いと言うつもりではなく、我が道場は福田師範の考えで禁止ではないというだけです。
昔、岩間の道場は紹介状がなければ入門も叶わなかったというのですから、閉鎖的な方が普通です。
私は師範の道場までの送迎を担当してるので、その道のりでいろいろ会話する機会があるので、突っ込んだ内容の質問もできたりします。
一般的な師弟関係の会話と照らし合わせると「弟子の分際で不躾で失礼な物言いじゃないか!」と怒られそうなこともあるかもしれませんが、あくまで私と福田師範との関係ですので。
福田先生との会話
私「出稽古に対する先生のお考えをお聞きしたいのですが、そもそも先生は出稽古に行かれるのって気分が悪かったりしますか? 他の道場では出稽古に行ったら“面子を潰された”、“裏切り行為だ”と怒る師範もいます。私はそれもわかる気はします。」
福田先生
「俺は怒んないよ。別にいいですよ。だってその人は合気道を勉強したいって一所懸命なだけでしょ。学ぼうと思って夢中な人を止めたりはしないですよ。」
私「弟子を取った、取られた、ということを言う先生もいましたが・・」
福田先生
「そんなことを考えることが間違ってますよ。弟子が離れて行ったのなら教える側に魅力がなかったということですよ。素直に反省した方が、自分のためにもいいですよ。
俺は“去る者は追わず、来るものは拒まず”
でずっとやってきた。だから出て行っても止めないし、帰って来ても拒まない。
それが指導者としては甘いって言われればそうかもしれないが、俺はそうやってきたからなぁ。」
私「私は先生のその方針のおかげで、いろんな人と稽古ができて良いことばかりです。
福田先生の道場では、出稽古に行ってる人が破門になるわけじゃないから、行ってるその人から他道場での稽古方法とかいろいろ聞いて勉強になりますし。私にとっては良いことばかりです」
私は他所に稽古に行くことはしません。単純に人見知りなのです。
それに、弟子の私の技術力が乏しいことで、師範の福田先生のを見くびられるんじゃないかと考えてしまって、それが不安で。
すごい自意識過剰です。
う〜ん、もしかしたらそういった考え方が逆に修行には邪魔だったりするのかな。