どうにかこうにか
愛用の「MacBook Pro」がここ数ヶ月調子悪かったのですが・・・
とうとうギアマークから先に進まない。なにをやっても起動できなくなりました。
はじめに「PRAMリセット」、次に「SMC(システム管理コントローラ)リセット」。
リンゴマークが出てギアマークの回転が始まるのですが何度やっても途中で止まります。
そして「セーフモード」で起動しようにもやっぱりギアマークの回転が固まって何も起こらず。
「リカバリーモード」で起動。「ディスクユーティリティー」でディスクの修復を試みるも特に異常が発見されず解決の糸口なし。
シングルモードを起動して「fsck」というコマンドラインユーティリティをおっかなびっくりやってみましたが苦労の甲斐無くダメ。
半日かけてOSをダウンロードで再インストールをしたのですがそれもダメ。
嗚呼、後悔先に立たず。外部ディスクを起動ディスクにして起動できるように備えておけばよかった。
「USBメモリ起動ディスク」を作っておくのは必須だったのですが、面倒くさがって作成しなかった私への罰です。USBメモリなんて千円程だし、OSもタダなのに。
「止まらないでくれ」とギアマークの回転を何度見つめたことでしょう。
もうトラウマです。
結局新しいマシンを買うことに。予算的に最新の「MacBook Pro」には手が出せず、財務大臣の奥さんと相談して下位モデルの「MacBook Air」にしました。
今まで使ってきた「MacBook Pro」には光学ドライブが内蔵されていてかなり使用していたので、「MacBook Air」には無いということで外付のDVDドライブも買おうと思いましたがとりあえず見送りました。まだ家にいる「MacBook Pro」をあきらめていないので。
家に帰り「MacBook Air」を起動。「Time Machine」で早速バックアップからの回復。
整理が苦手でとっ散らかっていたデスクトップまでそのまんまで回復。なんだかそれも懐かしい家に帰ったような感じがして嬉しいのです。
翌日、「MacBook Air」にて「USBメモリ起動ディスク」作ります。手元にあった8Gのメモリを使います。
今までOSは「Mavericks」を使い続けてきましたが、最新の「OS X Yosemite」にしました。
そして故障中の「MacBook Pro」のハードディスクの中身を削除して「USBメモリ起動ディスク」から起動してクリーンインストールします。
待つこと数十分、そして見事復活です。
「Time Machine」で中身も回復。当たり前ですがデスクトップの散らかりようも「MacBook Air」と同じに。
「旧MacBook Pro」今のところ問題なくサクサク動きます。こりゃ「USBメモリ起動ディスク」さえ作っておけば問題なかったってことですかね。思い切って早めにクリーンインストールしてしまえばあっさり解決だったのか。
新しいマシンが来たから気持ちに余裕ができていろいろ試せたということもあるので「ま、いっか」です。
内蔵のWi-Fiは今回のトラブルのせいかどうかはわかりませんが死んでます。バッテリーもパンパンに膨らんでほぼ充電は不可に近くなっていたので買い替えどきではあったとは思います。その辺の物理的な故障が原因してたりするのかな?私は全くわかりません。
でも怪我の功名というか、デスクトップ1台とノート2台との3台使いになったことでそれぞれ別々の作業ができるので、家族で使う際にもパソコン生活は快適になってます。
それに新しいOS「Yosemite」は起動時にギアマークはでないのでそのトラウマも解決です。
やっぱりパソコンは壊れるものとしては準備は必要ですね。「Mac OS 8〜9」の頃は不安定になりやすかったので準備は怠っていなかったのです。その頃は長年Macintoshを愛用する友達にも用心するように言われてたし。そのトラブルが多いとこが「なんとか面倒みてやらなきゃならん」って感じで「Mac」には愛着を持てるなんて言ってました。
でも最近のMac OSは調子が良くまるで「Windows」のようでしたね。「Leopard」「Snow Leopard」「Lion」「Mavericks」と乗り継いできてもノントラブルだったので安心しきってました。
災難は忘れた頃にやってきます。その油断が命取りということを学んでいないとは武道を習うものとして恥ずかしいかぎり・・・・・