第34回合気道演武大会

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10月18日の日曜日、茨城県合気道連盟主催による第34回合気道演武大会に参加しました。

茨城県合気道連盟に加盟している内の16の道場が参加しました。
 
参加道場
水戸合気会
合氣道つくば修練会
合気道クラブ
石岡道場
笠間市体育協会合気道
土浦つくば合気会
取手合気会
涸沼合気道クラブ
江戸崎合気会
合氣道渡良瀬道場
守谷合気道クラブ
招待演武:公益法人 合気会茨城支部道場
 
団体演武の間に各道場の師範の演武を挟みながら3時間近いプログラムでした。
私は福田先生の道場である〈かすみがうら合気会〉と〈土浦つくば合気会〉の二つに所属していますのでそれぞれで参加しました。
かすみがうら合気会〉での個人演武ではムサビィさんと合気杖を。31の杖の組杖をやりました。
演武大会のへの参加の際の技の相談をしていた時、ムサビィさんから31の組杖を演武でやろうよと提案された時、人目をきにする私はウダウダと決心に迷っていて
「私たちの杖なんてまだまだ人に見せられるものじゃないよ。」
などと言って謙遜してるふうにビビリを隠し尻込みしていました。
ムサビィさんに
「小島さん!挑戦することが大事ですよ。完璧になってからなんて考えてたらいつになってもできないよ。いまできることをやれればいいじゃないですか。私は下手くそだけどでもがんばるよ」
と言われて決心しました。その通りです。
確かに、本当の技の完成なんて一生待っていてもこないでしょう。死ぬまでそれを求めて稽古するのだから。
撮影した動画を見るとやっぱりあちこちに不満がありますが、チャレンジしてみたのはよかったと思っています。
自分たちの至らない演武を見てると、なんとかこの程度のレベルまでもってこれたかと感慨もありますが、もっともっと技術を高め精進しないと次の舞台に立てないぞという気持ちが湧いてきます。
今回、福田先生からは基本中の基本の杖の素振りから改めて指導を頂きました。桑原先輩も厳しい目で細やかな指導をしてくれました。
今回、何度も見て参考にできた素晴らしい動画にも感謝です。
短期間ですが多くの技術を得ることができました。
ムサビィさんの言うとおり挑戦したことがよかったです。おおきな財産になりました。
 
かすみがうら合気会〉の演武の後に、〈土浦つくば合気会〉の演武だったので急いで戻ってスタンバイ。
齋藤さんとペアでの演武です。齋藤さんとは一番気が合うので何の不安もありません。段取りが多少失敗してもなんとかなるだろうという自信もあるのです。そんなパートナーは齋藤さんが初めてです。
齋藤さんとは稽古の合間に合気道や他武道についての話や、家族の話など多くの会話を積み重ねてきたので、道場での付き合いしかないのですが、以心伝心というのでしょうか、それぞれをよく知るもの同士になってるんじゃないかという気がしてます。
齋藤さんは演武大会デビューなのですが堂々たるもので、来年出場の際のハードルを上げてしまいました。
齋藤初段との演武は良いできだと見れますが、自分のほうはダメなとこが多々見つかります。弐段のくせにちょっと出来てないなという部分がありますね。
 
かすみがうら合気会の桑原6段の師範演武の受けも務めました。いつもは私が武器を担当するのですが、今回は後輩の梅原初段が桑原さんの合気剣&合気杖の受けをしました。

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私は体術の受けのみなので気持ちは軽くリラックスできてました。

桑原さんは殆ど打ち合わせはしないので、現場で思いついたことをやるので、次はあの技でこう受けると受けは考えてはいけない。
演武になると普段でも厳しい技が2割り増しくらいきつくなるので、受けは怪我だけはしないようにまるくまるくを考えて受けます。
 
福田先生からは
「ちゃんとできていたよ。良かったよ」
とお褒めの言葉を頂きました。そして、
「演武に出ることはいいもんだよ。間違ったっていいんだ。その時は真剣にやったんだから。でも、後からビデオで見たりして、あそこはもっと上手くできたのに、失敗しちゃったという思いがたくさんあれば普段の稽古に打ち込む気持ちも変わりますよ。以前とは違った気持ちで稽古に励めるようになるのが演武大会へ参加することのいいところですよ。昔、大先生(植芝盛平開祖)のころは演武は技が盗まれるなんて言ったけど、今は機会があるならどんどん参加すればいいんです。」
と演武に出る意義を話して頂きました。

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